モンサンクレールのオーナーシェフでもある辻口博啓が、18歳の頃から夢を描いていた 唯一無二のスタイルのロールケーキ専門店。
スフレ、スポンジ、ビスキュイなどバリエーション豊かな生地と旬のフルーツや和素材を合わせ、一つ一つ手作りしたでき立てのロールケーキがショーケースに並びます。

メッセージ

自分がパティシエとしての道を歩む中で、ロールケーキは初期の私の仕事でした。そんな時、どうしても早く独立したいと考えるようになりました。リアカーをひいてロールケーキを売るという発想を思いつき、実際に試算もしました。ただその時は、私の月給4万5千円ではリヤカーさえも買うことができなかったのです。独立を諦め、パティシエとしての技術を高め、独自のスタイルを確立できるまでになった時、自由が丘にモンサンクレールを創り上げることができました。そのモンサンクレールの倉庫として使っていた場所こそが、自由が丘ロール屋を発想するブルーポイントだったのです。18歳の頃に見た夢をかたちにする。そんな想いでこの店をつくり上げました。

オーナーシェフ 辻口 博啓

自由が丘ロール屋のこだわり

素材
ロールケーキの一番の魅力である、ふんわりと焼き上がった生地。そのために必要な小麦粉は、種類や配合に日々新しい試みを続けています。またオーガニックのシュガーやカカオ、砂糖不使用のチョコレート、ユーグレナなど、からだに優しい素材を厳選しておつくりしています。
製法
しっとりとした生地の食感や口溶けを実現するため、小麦粉を控えココアの配分を増やして焼き上げたり。なめらかな舌触りを楽しんでいただけるよう、溶かしたチョコと生クリームのガナッシュを、空気を入れない手法で混ぜ合わせたり。この僅かな差が、より豊かな味わいを生み出します。
できたてをお客様へ
毎日早朝から、卵を割って、生地を焼いて、たっぷりのクリームや自家製ジャムをのばし、季節のフルーツなどをくるりと巻く。そしてその出来たてを、お店のショーケースへたくさん並べてお客様をお迎えする。自由が丘ロール屋オープン当初からの大切なこだわりです。